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23年9月19日のじゅん散歩@西巣鴨 大正大学で煩悩を捨て四谷怪談を知る日

今週のじゅん散歩は巣鴨周辺を周っています。
今日は豊島区は西巣鴨を散歩します。
西巣鴨は駅で言うと都営三田線の巣鴨より1駅下った所。
1日の平均乗降者数は約3万人(2019年)と混んでは無いですが活気がある場所ですね。

そんな西巣鴨の地、純ちゃんは妙行寺からご挨拶です。
妙行寺は四谷怪談に出る、あの有名なお岩さんのお墓があります。

「四谷怪談だから四谷にあると思ったけど、ここなんだ」

お岩さんのお墓がどうして西巣鴨にあるのか?
そもそも四谷怪談とお岩さんは聞いた事あるけど、内容忘れた人も多いかと。
3分で分かる四谷怪談、どうぞ!


四谷怪談は1727年に書かれた「四谷雑談集」の中の1話がベースとなっています。
作者不明のこの庶民の噂話の中の1つにお岩さんが出て、騙され怨み残して死んだ話がありました。
この話をベースに1825年、鶴屋南北が歌舞伎用に作った「東海道四谷怪談」が今日まで有名な四谷怪談となっています。
あらすじを超駆け足で行きます。。。

お岩さんは美人で有名。しかし元夫の伊右衛門は横領したり素行の悪い男でした。
伊右衛門はお岩さんとの復縁を許さないお岩さんのお父さんを殺し、素知らぬ顔で敵を打つと言ってお岩さんに近づき復縁します。


この後、夫婦には子供が産まれますが、産後にお岩さんは体調を崩してしまいます。
一方、伊右衛門は色男故に隣に住む高家の娘のお梅に惚れられます。
妻のいる伊右衛門を恋焦がれるお梅の為、お梅の祖父の伊藤喜兵衛は一案を練ります。
お岩さんに薬と言って毒を飲ませ、伊右衛門をお梅と結婚させようとします。
伊右衛門もまんざらでもなくこの計画を承諾。
そして薬と偽られた毒を盛られたお岩さんはその毒の為、目がひどく腫れた醜い顔になりました。
またその計画を知り、怒りと哀しみの中でお岩さんは絶命。

恐いぃぃ 葛飾北斎のお岩さん 引用元:Wikipedia

その頃、伊右衛門はお梅と結婚。初夜を迎えました。
しかし床で寝ているのは死んだはずのお岩さん。
錯乱した伊右衛門はお岩さんの首を切るが、それはお梅でした。
さらにパニックとなり、伊藤喜兵衛も殺した伊右衛門は逃走します。


追ってくるお梅の母も殺した伊右衛門は母親のお熊に逃げ込みます。
しかしお岩さんの呪いで伊右衛門は幻聴と妄想で苦しみます。
そして最後はお岩さんの妹の夫に仇討ちをされ、絶命する。

歌川国芳のお岩さん 引用元: Wikipedia


このような話です。
なんか、書いていて極悪な伊右衛門に腹が立ってきた。。
他にお岩さんの妹も哀れな話も絡んでいるのですが、長くなるのでぜひ歌舞伎や映画でご覧ください。

そんなお岩さんが眠るお墓がこの西巣鴨にあるのですが、この妙行寺は元々四谷にありました。
明治時代に区画整理によって四谷から移転されたと言う背景があります。
今も四谷にはお岩さんの暮らした田宮家の跡地に神社があり、妙行寺と共に四谷怪談を演じる役者さんがお参りをしています。

尚、お岩さんの話は完全な作り話で実際は夫婦円満だったそうです。
それが何であんな話になるのか!?とも思いますが、何だか救われた気がします。

純ちゃん、西巣鴨の裏通りに入っていきます。
そこに壁には迷路が書いてある個性的な店舗が見えます。
百点山カレー さんです。

「じゅん散歩で来たハヤシライスと言う者です」
「ここはカレーのみなの?」

聞くと、カウンターから向こうはギャラリーとなっているそうです。
飾られているのは迷路やパズル。
こちらの店主は本業はパズル・迷路作家。
本業の傍ら、好きが高じてカレー屋を出店されたそうです。
カレーは月曜から水曜の3日間営業しています。
カレーライスの上に目玉焼きやチャーシュー、餃子がトッピングされるスタイルが独創的です。

百点山カレー
住所:東京都北区滝野川5-10-4
営業時間:月曜日~水曜日 11:30-14:00   18:00-20:00
定休日:木曜日~日曜日

西巣鴨は寺町としても有名です。
そんな中にあるのが、仏教系の大学である大正大学です。

「2026年に100周年を迎えますと書いてあるね」

立派な正門から入り、案内の方に校内を見せて頂きます。

「じゅん散歩で来た、ここの卒業生の吹石一恵と申します」
「懐かしくて来ました」

卒業生と偽って入る純ちゃん。
イチョウ並木が奇麗な校内を歩きます。
大学生の女性3人組がいますので、いつも通り話しかけます。

「どこの学部なの?」

「心理社会学部です」

「それじゃー人の心を読むんだね!?僕の心を当ててよ」

戸惑う女学生
「まだ1年生なんで。。。」

「三人とも可愛いねーって思ってるのよ」

純ちゃん御年75歳、まだ煩悩が溢れています。


伺うのは2020年に建てられた8号館です。
仏教のテイストを取り入れた色彩と模様で豪華ながらも落ち着きがあります。
その中を案内頂きます。
図書館に入ります。公設のものより、デザインも格調あり読書が進みそうです。
やはり仏教や宗教関連の本が豊富です。

「俺なんかこんなの読んだ方がいいんだろうな」

一冊なんだか引っかかる本があった様です。
タイトルは、、、

「洗心」

図書館の館長さんも苦笑いした様に見えました。

8号館には礼拝ホールもあります。
木造阿弥陀如来坐像が置かれていますが、こちら平安時代製作の国指定重要文化財でした。

「ここに立っているだけで汚れた体が奇麗になりそうです」

神妙に手を合わせる純ちゃんです。

最後は体育館にも顔を出します。
こちらの大正大学では珍しい部があるとの事です。
カバディ部です。
鬼ごっこの様なゲームで「カバディ・カバディ」と言っている間に鬼がタッチする、、としてちょっとは知られているかと思います。

カバディはインド発祥の国技で南アジアではポピュラーな鬼ごっこに似たスポーツです。
1990年のアジア大会から正式種目となり、2010年のアジア大会では日本は銅メダルを取っています。
この日本代表を多く送り出しているのがこの大正大学のカバディ部です。
大学卒業後に僧侶になった選手も多い為、カバディ日本代表の僧侶率は高いそうです。
ただし、最近は「灼熱カバディ」などカバディを扱った人気漫画が出た影響で大正大学関連ではない、若い世代が出てきています。

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日本ではまだマイナースポーツですが、鬼ごっこに似ているしボールも要らないのでひょっとすると大ブームが来るかも!?

そんなきっかけになる様、大正大学のカバディ部には期待ですね!

今日は2300歩でした。

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