今週で8月も終わり、9月に入りますね。
残暑がまだまだ厳しい毎日ですが、ツクツクボウシやトンボもよく見る様になりました。
そんな8月最終週のじゅん散歩は千葉県は松戸周辺を散歩する様です。
松戸(まつど)は東京は葛飾から江戸川を挟んだ所に位置する千葉県第3位の都市です。
江戸時代には水戸街道の宿場町として栄え、さらに江戸川に隣接しているため千葉県の農作物を江戸に運ぶ水運の盛んな土地でもありました。
連れて~逃げてよ~の歌謡曲や寅さんの映画で有名な「矢切の渡し」は葛飾区柴又と対岸である松戸を行き来した江戸川の渡し船です。
東京に隣接しているため、戦後はベッドタウンとして宅地化が進みました。
2017年には「共働き子育てしやすい街ランキング」で全国1位を受賞する程、制度や保育園などの施設が充実した街として注目されています。
常磐線の上野東京ラインで都心から直ぐの松戸駅から散歩をはじめます。
「今、松戸はラーメンが有名ですね、ここもラーメン屋、これもラーメン屋」
「あ、こっちにも」
「これも、、、あ、これは文具店さんか」
純ちゃんが駅前で何軒も見つけた様に松戸は今ラーメンが有名で激戦区としても知られています。
前述の通り、東京からアクセスも良い上に土地が安い、共働きが多く子供のいるファミリー層が多い、などの理由でラーメン店が多数出店しているのです。
中でも中華蕎麦とみ田 さんは超人気有名店。つけ麺の最高峰です。
超濃厚な豚骨魚介スープに国産小麦を使った美しい自家製麵のつけ麺は全国ラーメンファンが一度は食べたいと思っているに違いありません。
「第10回 お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」、「大つけ麺博」でグランプリなど受賞歴はここでは紹介しきれない程。
4年前にじゅん散歩で松戸に来た際は閉店時間だったのですが、今回は開いている様なので入ってみます。
「前回来た時は休みの日だったみたいだけど、今日は食べられるのかな?」
「今日は食券が全て販売終了となってまして、、、」
「iPhoneとか たまごっちみたいだね!!」
ショックを隠せない純ちゃん。
人気店が故に営業時間に来店しても、食券が無いと入店が出来ないのです!
(何時間も待って行列が出来るより、このやり方は優しいですね)
こうならない様に中華蕎麦とみ田さんの食券入手方法をまとめてみました。
・食券の販売時間 8:00~15:00 ただし、通常40人分販売なので即売り切れます
・食券購入時に本日の空席情報を案内スタッフに尋ねて集合時間を決める
・集合時間の10分前には、店舗脇のベンチで待機
・店内に入り、食事
もう一つ、ネット予約サイトでの食券入手方法もあります。
・予約サイトOMAKASE受付
・毎週火曜日12時30分~ 1週間分の予約が可能(1日35名程度のお客様分)
・予約の時間に店頭へ行く
・店頭に店員さんが居て、名前を告げ、待ってる間に店頭にある食券を買う
・予約時間に店内に入り、食事
こちらを参考に食券入手チャレンジしてください!
ラーメンマニアの方は食べてみたいですね!
中華蕎麦 とみ田
住所:千葉県松戸市松戸1339 高橋ビル 1F
アクセス:JR常磐線・新京成線松戸駅東口より徒歩4分
営業時間:11:00~15:00
定休日:水曜日※不定期の休みあり
尚、ネットでも自家製麺・スープ・具共にこちらの中華蕎麦とみ田で使用している同じ物が入っているセットがあります。
クリックするとAmazonの商品サイトへとびます
気落ちした純ちゃんですが、店員さんから別店舗があり、そこは事前の食券無しでも入られると聞きました。
そちらの店舗へ行きましょう。
松戸中華そば 富田食堂さんです。
「ここもチケット売ってるけど、大丈夫なのか!?」
「あ、冷凍ラーメンの自動販売機だ」
すっかり食券に不安げな純ちゃん、また入れないかと怖がっています。。。
席に入り、おすすめのつけ麺を頂きます。特製濃厚豚骨魚介つけ麺です。
「こういう感じか、おお、、濃厚だ!」
「若い女性との恋みたいだ」
オーナーの富田さんがご対応されます。
「つけ麺が日本一、ラーメンも日本一取れちゃうんでは?」
「それはちょっとコメントし難いです」
「こちらとさっき食券なくて断られたお店とは同じもの出しているの?」
食券の件、まだ引きずっています。。。
オーナーの富田さんのお話しでは、こちら富田食堂では今まで築き上げた味を提供するお店。
先程のとみ田は本店扱いとなり、富田さんが今チャレンジしたい味を出しているお店だそうです。
評判を呼んだ味を守りつつ、さらに進化させる味を追求する素晴らしい相互関係です。
ここまで来れたのは「運」だと謙虚に話されたオーナーでした。
松戸中華そば 富田食堂
住所:千葉県松戸市松戸1239-1 関根ビル 1F
アクセス:JR常磐線・新京成線「松戸」駅(東口)から徒歩2分
営業時間:10:00~22:00
定休日:無休
念願のつけ麺を食べて外へ出ます。
「(通称)しょんべん横丁」は7軒の酒場が並んだ昭和55年ごろに形成された狭い路地の一角です。
「こんなところに素敵なおかみさんがいないかな」
昼間なので残念ながらシャッターの前を素通りします。
しょんべん通りを抜けると大通りの高砂通りへ出ます。
通りのビルの2階に昭和33年に開店した60年以上続く純喫茶 若松があるので入ってみます。
「これですよ!じゅん散歩のじゅんもこの純喫茶の純をベースに考えたんですから」
本当でしょうか、、
ともかく店内に入ります。昭和の感じが広がります。純ちゃん大絶賛です。
「こういう雰囲気が欲しかったんですよ」
「ごゆっくりって言われなくてもゆっくりしちゃうから」
家紋のようなデザインが店内にちりばめられています。
上を向くと、個性的なデザインのシャンデリアが下がっています。
壁は大谷石と言って、栃木県宇都宮の大谷で採れた石を使った独特な雰囲気。
今ではSNSで若い人に人気になるのも頷ける昭和感がたまりませんね。
女店主と純ちゃんもアットホームな会話を楽しんでました。
純喫茶 若松
住所:千葉県松戸市本町18-2
アクセス:JR常磐線・新京成電鉄「松戸駅西口」から徒歩約2分
営業時間:10:00-18:00
定休日:不定休
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駅前の賑わう通りから離れて、住宅街へ入っていきます。
昭和の雰囲気がまだまだ残っている一角に工場があります。
「製作所、歴史を感じさせますよね」
そんな佇まいを持った 野崎製作所さんに入ってみます。
ここも昭和を感じさせる工房で職人さんが鉄から何かを作られています。
「大将すみません、じゅん散歩で来た片岡千恵蔵です」
「何を作っているの?」
「ハサミ!」
明治23年創業のこちらはハサミ一筋の工房です。
植木鋏、刈り込み用鋏、板金用鋏、華道用の花鋏などを主に製作されて、年間600本も売れています。
100年以上続く伝統の手法で、いまでは千葉県の指定伝統工芸品でもあります。
左利きの方や、使う方の手様の用途に合わせて注文されるのも可能だそうです。
「これはハサミと言うより、刀だね」
刃元から刃先まで、同じ力で力まずべニア板も楽に切れました。
「ここは昭和の雰囲気でロケが出来るよ」
純ちゃん、テレビや映画での俳優の目で工房を見てます。
鋏を作られている大将もなんだか俳優の様に見えてきた様です。
「大将はこう見ると、渥美清に似てるよ!」
「渥美清ね、、、」
ちょっと大将、がっかりした様に見えました、、、
有限会社野﨑製作所
住所:千葉県松戸市小山48番地
アクセス:常磐線 松戸駅 徒歩10分
松戸のラーメンを食べた後は、純喫茶とハサミの工房と昭和の雰囲気を味わった一日でした。
今日は2500歩でした。
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