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23年8月14日のじゅん散歩@川越 小江戸で風鈴の音に涼み超絶技法の切り絵に感嘆する日

お盆休みの真っ盛りですが、暑い日と台風の影響で雨になったりと天気が変わる23年の夏です。
じゅん散歩も先週は夏休みとして上半期の名シーン集でした。
今週からまた新たなロケ地へ行って散歩となります。
今日は埼玉県は川越からのスタートです。

「小江戸と呼ばれています、川越へ来ています」
「じゃ、大きな江戸はどこかと言うと東京ですよね」

身も蓋もない説明から入ってますが、、、ここで川越市を簡単に紹介しますと、、
小江戸として有名な川越は、首都圏屈指の観光名所。
西武鉄道「本川越駅」、JR「川越駅」、東武鉄道「川越市駅」が最寄り駅で、都心から約30分に位置します。

もともとは川越藩の城下町として栄えた都市で戦災や震災を免れたため歴史的な街並が残り、年間700万人以上も観光客が訪れる観光都市となりました。
また川越藩の特産品開発によってこの地で栽培が盛んになったサツマイモは今日でも有名です。
なんでも江戸に出回った川越のサツマイモは「栗よりうまい十三里」と呼ばれ当時から大人気だったそうです。
イモを含めコメや麦の生産量もあり、江戸の物資供給元として街道や川を使った舟運も発達し、明治時代は埼玉県最大に栄えた商業都市となりました。
その後、1922年に埼玉県初の市制施行で川越市となりました。
現在は東京のベッドタウンや先の観光業、農業と非常にバランスの取れた街としても評価されています。

川越のシンボル 時の鐘

まずは純ちゃん、川越のシンボルともいえる「時の鐘」をのぞむ「鐘つき通り」を歩きます。

「見て下さい、電信柱がありません!」

これは伝統的な街並みを保存する条例のもとで、無粋な電柱がなく道も広く安全に見えますね。

「という事はここの人達はプロパンガスだけで生活しています」

いやいや、電線などは地下に埋められていますのでご安心を、、

時の鐘は1627年ごろに建てられ、川越一帯に時を知らせて来ました。
残念ながら当時の物は1893年に起きた川越大火によって焼失し、翌年に現在の鐘楼が再建されました。
今でも1日に4回、午前6時・正午・午後3時・午後6時に自動鐘打機で鐘つきを行っています。
1996年(平成8年)に環境庁主催の「残したい“日本の音風景100選”」に選ばれた鐘の音、ぜひ時間を合わせて聞きたいですね。

川越のスタバ 引用元: Google Map

ひきつづき通りを歩きます。
あのスタバも街に合わせたシックな色あいにしてます。周りと調和していますね。
海外のガイドブックや有名紙のトラベルガイドに川越は特集される機会も多くなり、今では外国人の観光客の方がかなり多くなりました。
2011年(平成23年)時は2万5千人ほどだった外国人観光客が2019年(令和元年)では31万人の方が訪れた統計があります。

コロナが明け、円安の今はさらなる外国の方が川越へ来られる見込みです。

明治時代の街並みが残る小江戸 川越

観光地によくある、人力車も走っています。
人力車いつき屋さんでは1区間コース約10分、2名で3000円の料金設定です。(23年8月の情報)
金髪で白人の方が人力車を引いていますのでお話しを伺います。
ドイツ出身の方で、経済を学んでいる傍ら人力車も引っ張っているとの事。
お客を案内する中で川越の説明もされるかと、流暢な日本語を話されていました。

道の両脇には川越名物のさつま芋やそれを使ったスイーツなどを売っているので、食べ歩きも盛んです。

「もう、道の向こう行くまでにお腹いっぱいになっちゃうよ」

その中で軒先にある風鈴の涼し気な音を出しているお店に入ってみます。
荻野 銅鐡店さんです。

「じゅん散歩で来た、坂東太郎という者です」
「ここは風鈴屋さんですか!?」

明治に造られた蔵作りの店構え荻野 銅鐡さん 引用元: Google Map

お店の主人にお話しを伺います。
こちらは金物屋さんで、季節柄で風鈴を店頭に並べていますが他に純銅製のやかんなどを売られているます。
文鎮とか栓抜きなど、味のある物が並べられた情緒あるお店です。
創業は明治25年。当初は鍛治町でもある川越の中で包丁などを作られていたという老舗です。

看板や商品など歴史を偲ばせますね。
なんと昭和30年ごろのパン焼き器も売っていました。レトロですね~

通りの中に熊野神社があります。
1590年に紀州熊野から分祀された小江戸の古社である川越熊野神社です。
提灯などに3本の足の黒い鳥がデザインされています。多分ヤタガラスでしょうか。
宮司さんにお話しを聞きます。

「そうです、八咫烏(ヤタガラス)です。高田さんはどんな神様かご存じですか?」

「いや、会った事ないんで」

日本サッカー協会のシンボルでもある八咫烏 引用元: 川越 熊野神社HP

大きく広いという意味の「八咫」が付けられた八咫烏は、キトラ塚古墳の壁画や法隆寺の玉虫厨子の台座にも八咫烏は見られるほど、日本の歴史に古くから出現しています。

言い伝えでは太陽の化身と言われ、それぞれ天・地・人をあらわす三本の足があるこの八咫烏は古事記や日本書紀の日本神話に登場しています。
神話の中では神武天皇が天下を統治するために九州から奈良へ遠征をすると言う「東征」の際に、八咫烏は熊野(紀伊)から大和(奈良)への道案内をしたと言われています。

結果、神武天皇は奈良で敵を倒しそこからヤマト王権が立ち、はじめて天皇の位についたと言われています。

ご存じサッカー日本代表のシンボルです 引用元: JFA|公益財団法人日本サッカー協会

その為、八咫烏は導きの神として「幸せや勝利を導く」とされて信仰されてます。
またボールをゴールに導くようにとの願いを込め、サッカーの日本代表のシンボルマークとしても使われています。

ここ川越熊野神社ではそんな八咫烏をモチーフとしたお守り、特に日本サッカー協会公認のお守りが人気との事です。
また神社ではユニークな血液型で占うおみくじも求める方が絶えない程の人気です。

蔵が立ち並ぶ街道を過ぎて、一般的な道に入りました。
そこに川越の民芸品を取り扱うお店がありました。店頭には奇麗な切り絵が並んでいます。
民芸 つちかねさんです。中に入ります。

お店の中には観光土産品をはじめ、各種行事や祝い事の記念品にピッタリなアイテムが並んでいます。

つちかねさんの店内 引用元: 民芸品 つちかね / 小江戸川越を代表する専門店グループ のれん会

店内には切り絵が沢山飾られています。花魁や河童など大小色々な絵がありますが、一見しただけで物凄い技術が分かります。
こちらを作成した切り絵職人の百鬼丸さん本人に切り絵を紹介して頂きます。

「これは大将、すごい事だね」

純ちゃんも冗談言わず、感嘆しています。

切り絵とペーパークラフトを合わせた作風は繊細さと迫力も併せ持った唯一の物でしょう。
川越市内在住の切り絵作家、百鬼丸さんはで27歳で切り絵を始め、40年以上第一線で活躍を続けられています。
作風が評判を呼び、サンデー毎日の表紙連載や夢枕獏さんや筒井康隆さんなど総勢200人の作家、800冊の本の表紙を飾られています。


ここでは、そんな百鬼丸さんの実際の切り絵が入手できるのですね。
2メートル以上の切り絵に挑むなど、切り絵の可能性を広げている百鬼丸さんにこれからも注目です。

純ちゃんも絵描きとしてすっかり刺激を受けた様です。

今日は1500歩でした。

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