今週のじゅん散歩は川越方面を散歩しています。
週の前半は小江戸として世界的にも有名な川越を歩いて名所やグルメを紹介していました。
後半の昨日は西川越、今日は霞ヶ関とちょっと観光の方が来ない違った川越を散歩します。
早速、霞ヶ関の駅前から純ちゃん登場です。
霞が関と言っても、東京はド真ん中の官庁街の霞ケ関ではありません。
今回取り上げるのは東武鉄道東上本線にある霞ヶ関駅です。
東武東上線ですと川越駅から2駅、入間川を越えた所にある駅です。
路線は違いますが昨日の西川越と入間川をはさんで所在していると言ったところでしょうか。
「霞ヶ関にいます。別に嘘ついている訳じゃないから」
こちらの霞ヶ関駅は、1930年に的場駅という名称から改称されました。
かたや東京千代田区にある丸の内線の霞ケ関駅は1958年に開業。
という事は東京の霞ケ関より28年も前から霞ヶ関と名乗っていたのです!
ちょっと両駅を比較してみます。
川越の霞ヶ関駅 | 官庁街の霞ケ関駅 | |
開業 | 1930年(昭和5年) | 1958年(昭和33年) |
1日の平均乗客数(2019年) | 2万9千人 | 15万2千人 |
ホーム | 1面2線 | 3面4線 |
そこまで東京の方が圧倒的ではないかもしれません!?
読み方はどちらも「かすみがせき」なのですが、便宜的に川越の方は「霞ヶ関」東京は「霞ケ関」駅とされています。
ただし、オリジナルの霞ヶ関駅なのですが混合を防ぐ為「東武霞ヶ関駅」と表現される事もあるようで。
窓口にも「東京都の霞ケ関駅ではありません」と書かれています。
ちなみに銀座線の霞ケ関駅にそのような表現は無い様です。。。
そんな由緒ある?霞ヶ関駅から東京国際大学方面に向けて行きます。
向かいから大学生が大勢歩いてきます。
「皇居はどこにあるの?」
「こうきょ?」
「じゃ、財務省はどこ?」
「ここ東京の霞ヶ関じゃないです」
「え!?違うの!?」
多分ほとんどの霞ヶ関利用者が一回はボケるやり取りかと!
お約束を(やっぱり)女子学生2人と繰り広げる純ちゃん。
東京国際大学が見えてきました。
正門から見えるのは世界各国の沢山の国旗が立っています。
1965年にこの地で設置した東京国際大学は言語コミュニケーション学部、国際関係学部など6学部10学科(2023年現在)を擁する文科系大学です。
現在70カ国以上の留学生が役1200人在籍しており、英語教育、国際人教育に力を入れ、米国にアメリカ校も開校しているまさに国際大学です。
一方で心と精神を鍛えるものとしてスポーツでの教育にも大きく力を入れています。
「優れた選手は優れた指導者の元に集まる」という理念の元、有名選手や監督を指導者として各部に招聘しています。
例えば、野球部は元広島東洋カープ監督の古葉竹識氏。
サッカー部は元日本代表の前田秀樹氏、女子サッカー部は元日本女子代表の大竹七未氏が指導者となられています。
ウエイトリフティング部の監督には東京とメキシコの五輪二連覇を成し遂げた三宅義信氏。
女子ソフトボール部はアテネ五輪日本代表監督宇津木妙子氏が総監督。
他にもいますが、皆さん世界を知る一流指導者がずらりと揃っています。
最近は箱根駅伝で2年連続シード権を獲得するなど、近年ではスポーツが強い大学とも認知されて来てます。
そんな国際的な大学を越えて、道を進みます。
「ようこそ角栄商店街」と看板が出てきました。
両脇の道は今では珍しくなったアーケードが残っており、昭和の風情がプンプンした商店街です。
尚、角栄商店街の「角栄」は1964年にこの商店街を開発した「角栄建設」からの由来です。
もう、田中角栄との関わりしか頭になかったのですが無関係なのですね。
角栄建設は創業者である角田式美氏が自身の名前と会社の繁栄を祈願して作られた社名でした。
昭和40年代にこの一帯を住宅地として開発して角栄団地として建設。
その住民が買い物に使う商店街としてこの角栄商店街が作られました。
団地の施設として幼稚園を作られたり、ガスの配給の為に角栄ガス社を創業されたり当時の大デベロッパーだったようです。
現在、角栄建設は長谷工グループの傘下として長谷川不動産ホールディングスとなっています。
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「ちょっと昭和の雰囲気があって良いね~」
角栄商店街も地方の商店街同様、レトロで良いのですがちょっと寂れ具合が進んでいます。
そんな中、若い方が空いた店舗を借り新しいお店を出していました。
mibunka(ミブンカ)さんです。
カフェや本屋、イベントスペースなどの複合施設として2023年の今年オープンしました。
1階は本屋のOWLさんが入っています。面白そうなので入ってみます。
「ここは古本屋になるの?」
古本だけでなく新刊も売っていたり、本棚の1スペースを借りて自分の好きな本を置くことが可能なユニークな試みなど行っているそうです。
自分の小さな本屋をこのお店の中に出せるのはワクワクしますね。
「ぜひ高田さんもここに本を出してください!」
「最近では50歳を過ぎたら高田純次のように生きようって本出したんだよ」
「でも俺も読んでないから何が書いてあるか分からないんだよ」
自分の番組で逆セールスをする売る気のない純ちゃんでした。
今日は1200歩でした。
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