今週のじゅん散歩は山手線の上の方、豊島区にある巣鴨から大塚周辺を周っています。
今日は巣鴨から一駅西側、池袋からは一駅隣の大塚駅にやってきています。
大塚駅はJRの山手線の他に、東京さくらトレインの愛称でも知られる都電荒川線も止まっているので、2つの路線が停車する駅となります。
大塚駅前は第二次世界大戦前まではデパートや「大塚三業地」と言われる花街もあった賑やかな場所でした。
今となっては信じられないのですが、当時は隣の池袋よりも栄えていたそうです。
戦後は東京の他の地域が栄える中、大塚駅周辺は昔ながらの風情を残した町でいました。
2009年まで山手線では最後の木造駅舎も残っていたそんな大塚駅ですが、再整備が進みます。
2013年に南口に地上12階の駅ビル、「JR大塚南口ビル」が建造。
その後北口のロータリー周辺も再整備が行われます。
ホテルである「星野リゾートOMO5 東京大塚」も駅の隣に開業。
昔ながらの商店街も残しつつ、新しい魅力が生み出されてきている町になりました。
一つ残念なのは駅前にあった日本最古のバッティングセンターと言われる、大塚バッティングセンターとパチンコひょうたん島が無くなる(ビルは23年時点で存在)そうです。。
そんな大塚駅前から散歩はスタートです。
南口出口から入り口看板が見える近い所にある商店街 サンモール大塚商店街 を通ります。
「昭和の雰囲気の商店街だね」
商店街につながる小路地も良い雰囲気が漂っています。
ここはまだまだ個人経営や小規模な居酒屋などが残っています。
商店街の中でも有名な千成もなか本舗さん
1937年の創業の老舗です。
店名にもなっている千成もなかは5種類のあんが入っています。
その種類ごとに皮の色が違うのです。
小倉あんは通常の皮の色
ごまあんは鶯色、梅あんはピンク、白あんは白い皮、こしあんは小豆色。
合成保存料を一切使わない昔ながらの製法に色とりどりの華やかさで人気です。
その他、和菓子屋さんの技術を使った「パンケーキ」やTV番組「マツコの知らない世界」で紹介された「あんバター塩どら焼き」もあります。
なんと出来立てが店内で食べられるのも魅力的過ぎます。
千成もなか本舗 大塚店
住所:豊島区南大塚3-54-4
アクセス:大塚駅 徒歩1分
営業時間:10:00~18:00
定休日:年中無休
賑やかだった商店街を過ぎて大通りに出ます。
「誰でも1玉から購入できる」というノボリが目に入りました。
ここは製麺所の 東京なまめん 中沢製麺さんです。
奇麗な店舗ですね。入ってみます。
「じゅん散歩で来た、イケメンです」
こちらは2021年に開店した、栃木に製麺工場を持つ中沢製麺が運営する麺の直売店。
もともとブティックが入っていた跡地を改装した店舗は中に入ると、、、
まるでケーキなどの洋菓子を売っている様なショーケース!
そば、うどん、ラーメンやイタリアンパスタなどの麺類が約40種類並べられています。
「これはそそるね~」
純ちゃんにおすすめされたのは生そうめんでした。
そうめんなのにもっちりとした食感も秘密がありそうです。
中沢製麺特製 オーション中華麺
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こちらのお店には全国のつゆやスープ、麺に合う具も取り扱っています。
自分に合った麺とつゆを選べる、なんだか幸せな一食になりますね。
東京なまめん なかざわ製麺
住所:東京都豊島区南大塚2−41−7−1F
アクセス:大塚駅から徒歩2分
営業時間 10時〜20時 日曜のみ18時閉店)
定休日:年中無休
外へ出て大塚駅前方面へ向かい今度は北口となります。
タイガー魔法瓶の東京支店が見えました。
生活に根付いたタイガーさんのビルにお邪魔します。広報の方に案内頂きます。
“タイガー”と良く言っていますが、正式な社名はタイガー魔法瓶まで入ります。
1923年に創業者の菊池武範氏が大阪市西区で菊池製作所を設立、虎印魔法瓶を製造販売をしました。
その年に起こった関東大震災でも虎印魔法瓶は割れなかったと評判を呼んだそうです。
当初から「虎」印だったのですね、阪神より前じゃないですか!
ちなみにライバルの象印マホービンも同じ時期に大阪発祥、象をマークとして使っています。
同時期に同じ大阪から出てくる、、面白いものですね。
タイガー魔法瓶はその後、魔法瓶の製作技術を活かして炊飯器や電気ジャー等を作られたのは周知の通りですね。
安心安全のタイガー魔法瓶の真空断熱炭酸ボトル。
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そして今ではJAXAと宇宙から地球へ実験試料を回収するカプセルを共同開発。
重量・耐久性・断熱機能を魔法瓶の技術を使った小型回収カプセルは、こうのとり7号機に搭載。
地球帰還の際の熱や海上着荷時の衝撃をクリア。
実験試料とともに無地地球へ戻るという成功を修めました。
いままでアメリカやロシアに頼っていた宇宙からの実験試料回収が日本独自で出来る様になりそうです。
タイガー魔法瓶さんは日本の技術のリードカンパニーですね。
ビルの中にショールームがあるので、今回は特別に見学させてもらいます。
中には100年以上前、1923年にタイガー魔法瓶さんの初めて製作された魔法瓶もあります。
「これカッコいいじゃない、今また売り出せるよ!」
「昔は中がガラスなのでぶつけると割れたんだよなー」
レトロ柄の炊飯器やポットもあります。
花柄や原色のラインが入ったものなど、懐かしい人には懐かしく若い人には新鮮なデザインです。
若干変更して、今はレトロ柄復刻シリーズとして販売しています。
当時は花の良しあしで売上が変わったそうです!
レトロ柄の復刻シリーズ、キュートです。
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炭酸飲料も入れられる魔法瓶もここ最近では画期的な商品でしたね。
ボトル内面の凸凹を極力なくすことで炭酸を逃す事無く保温出来るそうです。
特別に純ちゃん、魔法瓶に入れていたビールを一口飲んでみます。
「お、いい感じだね!」
これで外出先でも冷え冷えのビールが飲める!
素晴らしい時代になっています。
「今年で百周年という事で、あと500年後にまた来ます!」
今日は1000歩でした
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