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23年9月8日のじゅん散歩@東北沢 拡張する道路と狭間の駅を出て四季を染め物で感じる日

今週は代々木周辺の各街からお届けしているじゅん散歩。
今日は東北沢を散歩します。

四條橋跡から番組はスタートです。
旧玉川上水が緑地公園となり、掛けられた橋も今では跡地として残されています。
となりには五條橋跡もあるので、ちょっとした散歩がてらに当時を偲ぶに持ってこいです。

「もう京都行かなくていいな」

これが東京の四條橋 引用元: GoogleMap

さて純ちゃん、東北沢駅前へ移動して散歩開始です。
東なのか北なのか東北なのか、、どこなの?と思いますが、、
駅の所在地が下北沢の東側との理由で東北沢、と名付けられたとの事。
小田急線で下北沢駅と代々木上原駅の間の地下駅です。

両隣りが人気の駅なので、東北沢というとあまり馴染みが無い気がしますね。
コロナ前の2019年の一日当たりの平均乗降人員は5,596人とかなり少ないです。
(お隣の下北沢駅は小田急線が12万人。京王線11万人も入れると1日約23万人)

駅前ロータリーを出ると、ただ今拡張中の道路、補助第26号線に出ます。
駒場から井の頭通りへの道を拡張しているのです。

「これが出来たら凄い事なるねー今のうち部屋買った方がいんじゃないの?」

先端科学技術研究センターが入っている駒場キャンパス 引用元: GoogleMap

さらに歩くと、東京大学駒場キャンパスの真正面にぶつかりました。
こちらのキャンパスには東京大学の附置研究所である先端科学技術研究センターが併設されています。
先端科学技術の新領域開拓の研究所との事、おおーっと凡人の私はそれだけで感嘆します(笑)

そんな東大駒場キャンパスの入口の目の前に染めた手袋を店頭で乾かしているお店があります。
熊山工房(ゆうざんこうぼう)さんです。入ってみましょう。

「じゅん散歩で来た、ヒッチコック劇場のアルフレッド・ヒッチコックです」
なぜヒッチコックが浮かんだのか、関連性は分かりませんが店内にも染め物が飾られています。

こちら熊山工房さんは開業されて19年目。
染め物のショップの他、草木染の教室もされている工房です。
店内、色とりどりに染められたストールなど奇麗な作品が展示されて売られています。

純ちゃん、かなり色合いに感銘を受けているみたいです。

「素晴らしいじゃないの~」
「このうちわは?」

古風なうちわですが、柿渋で染めてありいい具合な赤茶色で出来ています。
純ちゃん、気に入ったのか暑いのか店内ではこのうちわでパタパタ仰いでいました。

草木染めというのは、春夏秋冬で材料を変える四季を楽しむものです。
春は桃や桜
夏は紫蘇
秋は葛や栗
冬は胡桃や柚子などを使って染めるそうです。

店内にある奇麗な緑のストールは「よもぎ」で染められています。
よもぎは春にしか採れず、その時期のみ染められるそうです。
また染める時に使う金属によって、染めた後の色の発色に影響がある奥深い世界です。


草木染体験は2時間30分で4,000円から行われています。
その時期の草木を使って染め物を体験できる教室です。
ぜひ日時をチェックして、日本の四季を染め物で感じるのも素敵ですね。

熊山工房
住所:渋谷区上原3-22-7
営業時間:11:00-18:00
定休日:水・木曜日
電話番号:03-3460-7463

今週は代々木周辺という事で若者の街から拡張する街や四季を感じる染め物など、バラエティにとんだ散歩でした。
今日は1400歩でした。

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