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23年9月7日のじゅん散歩@富ヶ谷 東大のキャンパス前で雪を感じラーメンをすする

今週は代々木周辺の各街からお届けしているじゅん散歩。
今日は火曜放送の代々木八幡から東京大学の駒場キャンパスに渡る地域、富ヶ谷からです。

富ヶ谷は渋谷区の真ん中から西方面にあります。
渋谷駅から出ている井の頭線と原宿方面につながる小田急線に挟まれた地域。
街の中に駅は無いのですが、真ん中に山手通りが貫通しています。
首都圏高速中央環状線の出入口として富ヶ谷の名前を知っている方も多いでしょう。

そんな富ヶ谷、純ちゃんはまずはハンバーガー家の前にいます。
フレッシュネスバーガー 富ヶ谷店さんです。
一見有名なフレッシュネスバーガーをなぜ?と思いましたが、ここ富ヶ谷のフレッシュネスバーガーはなんと1号店なんだそうです。
番組では1ST SHOPのプレートも紹介されました。
1992年の12月14日にオープンした、この1号店はもともと演劇の稽古場だったという平屋の店舗。

当時と同じ建屋の1号店 引用元: GoogleMap


創業者の栗原幹雄氏が最寄り駅から徒歩15分というこの物件を気に入り出店しました。
決め手はこの店舗、アメリカで見た手作りハンバーガー店のイメージ通りだったそうです。
ここで産声をあげたフレッシュネスバーガーは、素材や手作りにこだわるハンバーガー店として話題をよんで、その後2000年には100店舗まで拡大しました。
大人がくつろげるバーガーカフェとして、今も人気ですね。

「ハンバーガー初めて食べたのなんて20歳すぎだよ」

純ちゃんは昭和22年生まれなので昭和42年(1967年)以降でしょうか。
よく昭和の映像で、1971年に銀座でマクドナルド1号店が出店された所を観ますね。
ですが、日本初のハンバーガー店はマクドナルドでは無いそうです。
なんと、あのゾウのマークのドムドムバーガーが1970年に町田に出店したのが国内初のハンバーガー店なのです。
(注沖縄や米軍基地周りなどでハンバーガーを提供した個人店はさらに前にあった話もあります)

ダイエーがマクドナルドを日本に出店する予定がでしたが折り合いがつかず、ドムドムバーガーを先に出したのです。
そこから遅れて1年、そのマクドナルドが銀座に出店。
翌年の1972年はロッテリアとモスバーガーも1号店が出来たので、この時期より日本でのハンバーガー認知が高まったと思われます。
純ちゃんが22~25歳くらいなので、20歳すぎからハンバーガー食べたのも本当ですね。

フレッシュネスバーガー 富ヶ谷店
住所:渋谷区富ケ谷2-23
営業時間:10時00分~21時30分
定休日:年中無休

さて富ヶ谷の街を歩きます。
洒落たウインドーのお店があります。
ドウグヤさんです。
中に入ると、大型の家具がほどよく並べられています。
こちらは明治から戦前にかけての家具や古道具をセレクトして、その良さを残しつつ再生して紹介しているアンティークショップです。
昔の丁寧なお仕事の家具は今見てもレトロと言うより新鮮。

「これは素敵だなー。年配の人に人気があるの?」

こちらの商品は特に店舗をされている方に人気があるそうです。
棚などは雑貨や服の展示などにぴったりなので、なるほど分かります。

温故知新な家具たち 引用元: DEMODE DOUGUYA

純ちゃんは、大きな木の板が気に入ったそうです。
もともと大きな家で使われていた柱が経年とスレで丸みと渋さが増して、存在感があります。
只の木なのに、オシャレに見える生活憧れますね。

DOUGUYA
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-19-8 松濤マンション1F
営業時間:11:00 – 20:00
定休日:年中無休

東京大学の駒場キャンパス方面へ向かいます。
道から見ても、キャンパス広いのが分かります。
東大には入らず遠目で見て歩くと、ラーメン屋が目に入りました。
山手ラーメン さんです。

「ここ、山手通りに面しているから店名山手と言うの?」

「そうです」

「その安直なところが良いよ~」

この山手さんはメニューがたくさんあります。
みどりラーメン、かつお醤油つけ麺、オリーブラーメン、トマトラーメン、焼きにんにくラーメン、、、
迷ってしまいます。

「ゆきラーメンって何なの?」

「背脂が入ってますが、あっさりしていますよ」

「近頃は背脂が手に入らないんだよね、100円高くした方がいいよ」

何故かラーメン通の純ちゃんですが、ゆきラーメンを頂きます。
背脂が雪の様に見える程入っていますが、スープは意外とあっさりしているそうです。
こちらのお店、となりがすぐ東大の門になっているので東大生がよく来るとの事。
なんとお店でラーメンを作られていた方も東大は大学院を卒業して、こちらでバイトしているほど東大生から愛されているのです。
この店員さんは純文学を書かれているとの事、出版した作品を紹介してもらいました。
純ちゃん、本を手に取り最初の一節を読みます。

「トンネルを抜けると、そこは雪国だった、、、」

「それは川端康成です」

「そうだったね、えーと」
君が辞表を出したって、赤シャツは困らない

「それは漱石です」

さすが東大卒(?)、文学のツッコミのキレが良いですね~

純ちゃんもちゃんと読んでくださいね、、、
今日は1000歩でした。

山手らーめん 
住所:東京都渋谷区富ヶ谷2-21-13
営業時間
[月~水]11:00~15:30(L.O.15:15)
[木~日]11:00~23:00(L.O.22:45)
定休日:年中無休

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