23年8月30日のじゅん散歩＠松戸南部市場 千葉産の魚とお米が揃った実り豊かな市場訪問

8月も30日になり、今日入れてあと2日ですね。
今週のじゅん散歩は千葉県の松戸市周辺を散歩しています。
初日は松戸駅周辺、昨日は松戸市内の公園である21世紀の森と広場でした。
今日は松戸にある「松戸南部市場」へお邪魔をします。

松戸南部市場は通称で、正確には松戸市公設地方卸売市場南部市場となるこの市場はJRの松戸駅からバスに10分程乗った所にある民営の市場です。

「こちら、1966年に日本初の民設公営市場として作られました」
「それが凄い事かは僕は分かりませんけど」

例えば豊洲の市場は公設で、東京都が設置して経営しています。
この松戸南部市場は松戸市が設立して、民間企業が経営しています。現在の運営はいちごマルシェ株式会社が行っています。
東京ドーム1個分(45,471m2）の敷地面積の中に小さな商店がたくさん詰まって、約60の店舗が中に入っています。
フリーマーケットが開催されたり一般の人も自由に入場してお買い物も大歓迎との事、入ってみましょう！

市場は大きく分けると水産棟、関連食品棟、青果棟、食堂棟の建物から出来ています。
まずは市場の花形、水産棟に入ってみます。
こちらは約14の店舗が入っています。
江戸前の威勢のいい掛け声と市場ならではのターレが走って活気がありますね。
平子水産さんには鱸（スズキ）など千葉県で取れた新鮮な魚介類が取り揃えられています。
ホンビノス貝は千葉県は市川産が売ってます。

「スズキはいるけど、高橋や田中はいない？」

「いないけど、オ～イ！」
店主、どこかにいる田中を呼んでいます。ノリが良いですね～

天然生本マグロの看板があります。こちらはまぐろ三好さんです。
昭和58年よりこの市場でマグロを売っているこちらでは、トロブツや中おちがお買い得です。
この日に取り扱っていたのは長崎県壱岐のマグロでした。

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次は関連食品棟へ向かいます。
入口に店舗を構える米のコイシさんの店頭にはお米が何種類も取り揃えられています。

「日本人はコメ食わないとね～」

こちらも千葉県産のコシヒカリやふさこがねが卸価格で販売されています。

「コシヒカリ以外に大将のお勧めはあるの？」

「新し目で大粒でしっかりしたお米の粒すけがお勧めです」
「粒すけなんて銘柄あるの！？」

「粒すけ」はコシヒカリが母親になる千葉県が13年の年月をかけて開発・育成し、2019年品種登録が行われた新品種です。
お米の粒が大きく、千葉県いわく「コシヒカリと同等以上の良食味」
また、コシヒカリよりたくさん収穫が出来る上に稲の茎が短く倒れにくい特徴があります。
その為、台風などでの強風の影響が抑えられるそうです。
お米の品質と共に農家さんにも作りやすい品種なのですね。

画僧をクリックするとAmazonの商品ページへとびます

まだ、この粒すけは千葉県内と千葉県に隣接する地域でしか取り扱いが多くない様ですがAmazonなどのネット販売で購入できます。
全国有数の米どころの千葉が送り出す品種、ぜひ食べてみたいです。

他にも関連食品棟では毎月第２土曜日に参加費10円(！)でたまごつかみ取りを開催するなど、一般の方が参加出来るイベントを定期的に開いています。
是非日程チェックしてトライしたいですね！

このはむとんさんの中で丁度「カービング教室」も開かれています。
純ちゃんも覗いてみます。
カービングとは野菜や果物に専用ナイフで彫刻するタイの伝統工芸です。
かつてはタイの王室の食卓を飾るために使われており、何世紀にも渡ってタイ王宮の女性に受け継がれてきました。

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こちらのはむとんさんの店舗を使って、本場タイでカービングを習得したYumi先生が旬の野菜や石鹸などを使ってレッスンが開かれています。
純ちゃんの目の前で先生があっという間に人参で葉っぱを彫って作成して頂きました。

「こういった葉っぱが一つあるだけで日常が楽しくなります」

「うわ、素晴らしいね」

「こちらがお弁当に入っていたら良いですよねー」

「今まで女房の弁当なんて見たこと無いから」

純ちゃんはきっとロケ弁当があるから、奥さんもお弁当作られなかっただけ、、、だと思います。

今日は1000歩でした。

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